外房・大原港【長福丸】で「活きエビ」での一つテンヤに挑戦(実釣レポート第9回)

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【主な釣果】: タイ 
【天気】:晴れ
【海況】:凪のちちょっと風が出てきて若干のうねり

行ってきました!第9回実釣レポート!!!
今回は外房は大原港の老舗の人気船宿・長福丸さんで、な・ん・と!活きエビでの一つテンヤに挑戦してきました。
「千葉県で活きエビ使えるの?」と思われた方もいることでしょう。
なんと、千葉県遊漁船連盟加盟の船宿は順次導入予定で、現在、大原では長福丸さんのみが試験的に導入しています。
詳しくは、後半でご説明しますね。


さて、実釣レポートと当日ですが、4時に船宿集合、4時半出港でした。
天気は晴れ。しかも凪。
ポイントの潮が流れていれば最高です!
まぁ、こればかりは、自然が相手なので、わかりませんが^^;


乗船後、まず、冷凍エビが配られます。
「え、活きエビじゃないの?」と思われるかもしれませんが、活きエビはまだまだ貴重で、はじめから最後まで使えるわけではありません。
船長の判断で、ここぞ(?)、のときに配られるとのこと。
まずは解凍エビで実釣開始です。
ポイントは港から30分位のところでした。
水深は15m前後。
5号か6号のテンヤで様子を見てみては、との船長のアドバイス。
とのことで、私は5号のテンヤからはじめました。


ひと流しめで、私の隣のベテランさんにヒット!
いきなり本命の真鯛です。
さすが、ベテランさん。私とは何かが違います(^^)
朝のうち、潮流れよく船内ではポツポツと真鯛が上がってきます。
そんな中、しばらくして、私にもドーンと重い引きが!!!
まさかの大鯛か、とちょっと期待しましたが、縦横無尽に走り回るその引きは、まさに青いアイツしかいません・・・

ワラサ(サンパク)でした^^;
まぁ、外道とはいえ、いきなり大物からスタートでこのあとの期待も高まります。

そして、しばらくして、弱いながらも真鯛特有のコツコツコツという3段引きが来たじゃないですか!
でも、軽い・・・・

あげてみると、リリースサイズより2cmくらい大きい本命が針にちょこんとついてました^^;
とりあえず、本命ゲットです。

しばらく、船内でポツポツ釣果が上がっていいて、船長もここだ!と思ったのでしょう。
活きエビ登場です!!!

船長に活きエビのテンヤへの付け方を聞いたところ、冷凍エビと同じでいいとのこと(´・ω・`)
ちょっと突っ込んで、変なところに針刺したら死んじゃいません?と更に聞いてみたところ、船長いわく、
「活きエビの最大のメリットは身持ちの良さなんです。活きていいることももちろんメリットですが、イワシの泳がせと違って、活きエビの動きがそのまま釣果につながるわけじゃなんですよぉ」
とのこと。
エビがピクピクしているのが魚を魅了するのかと思っていた私には目からウロコでした。

とりあえず、活きエビをテンヤに付けた動画を撮影したので見てみてください。

と、まあ、こんな感じです。
(音声が殆ど入らなくて、説明がわからないですね。すみません^^;)

とりあえず、活きエビでの一投目です。
なにやらいきなり、コツコツ来るではないですか。
すかさず合わせてみると、真鯛特有の三段引きです!
慎重に上げてみると、さっきより一回り大きい真鯛が釣れました(^^)
「やっぱ、活きエビ、いけるじゃん!」

その後も活きエビを4,5匹投入しました。
とにかく、船長の言う通り、身持ちが良いので当たりがなくても餌がピシッとしたままで、粘れば魚がかかると言う感じ。
5打数3安打くらいの確率で魚がかかりました。
そのうち一回、真鯛らしい強い引きはあったのですが、バレちゃいました^^;

沖上がり2時間前くらいから風が出てきて、ちょっと釣りにくくなり、船内釣果も少なくなり、私も活きエビもなくなり、解凍エビで当たりないなぁ、という状態が暫く続きました。
と、そんな中、沖上がり10分前くらいに隣の「テンヤは初めて」という方にコンコンコン、と小気味いいあたりが来てるじゃないですか!


本命の真鯛でした(^^)
初真鯛、おめでとうございます!

そんなこんなで、11時に沖あがりでした。

隣のベテランさんが1kgくらいの真鯛をあげているところの動画も撮ったのでアップ。


沖上がり後、お世話になった野口船長に写真を撮らせていただきました。
朝一番の挨拶から爽やかで、テキパキとした対応、お客さんとの軽妙な会話、適切なアドバイスなど、とっても頼りになる船長です。
海の男の一面とはうらはらに、優しい爽やかなルックスもお客さん(とくに女性?)の心をくすぐるかも?!
ワラサの神経締め、フグの船上での一瞬の捌き、おみごとでした!

沖上がり後、藤井大船長に一つテンヤマダイの魅力について聞いてみました。
私は結局、7目8匹連れたのですが、上手な方は外道含めて20匹前後釣れていました。
その違いについて、大船長に質問したところ、誘いはもちろん、実は合わせのタイミングも釣果に差がつくとのこと。
「一つテンヤは即合わせ」とよく言いますが、そのタイミング一つをとってもベテランと初心者は違うことを教えてもらいました。
とくに初心者が釣果を上げるコツとして、常にラインにテンションを掛けていることを勧めていらっしゃいました。
テンションを張っていれば、当たりが取りやすく、合わせも入れやすくなるからですね。
フリーフォールでの誘いは上級者からなんですねー^^;
大船長のアドバイス、次回の参考にさせていただきます!

最後に、活きエビですが、この9月から千葉県遊漁船連盟が中心となって、千葉の鯛釣りを盛り上げようと始めた試みです。
9月以前から何度か試験的に活きエビの運搬を行い、全滅、半滅などの苦難と戦いながら、どうにかこうにか船宿で試験的に導入が始まっています。
前述したように千葉県遊漁船連盟加盟の船宿のいくつかは模範事例となるべく、私財を投じて、その本格導入の試験運用を行っています。
千葉県遊漁船連盟は、千葉の船釣りを盛り上げるべく、今後も様々な活動を行っていきます。
皆様のフィッシングライフがさらに楽しくなりますように。

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