記念すべき「実釣レポート」第1回は、外房・岩和田港【長栄丸】さんでタイラバに挑戦してきました!
「タイラバはよくわからないよ」という方のため、簡単にタイラバについて説明します。
上の写真のように球上の錘が付いたゴム製のルアーに釣鉤を紛れ込ませて、そのルアーを海底に着底させてタダ巻きで引き上げて、また底をとってタダ巻きするというシンプルな釣りです。
シンプルながら、もちろん「コツ」があり、そのコツを掴んでしまうと、メインターゲットである「タイ」から根魚、青物などなどいろんな魚種が爆釣するかもしれない、とても魅力的な釣法です。
タックルはスピニング用でもベイト用でも可能で、シーバスタックルが使い回せます。
老若男女問わず気楽に楽しめる釣りなので、私としてもオススメです(^^)
さて、鯛ラバの基本解説はここまでで、実際の釣りの様子をご紹介します。
朝4時半に長栄丸さんの船宿に集合し、準備が出来次第出発しました。
薄暗い中船に乗り込みます。
お客さんが乗り込んだらすぐに出航です。
船から撮影した岩和田港の様子。
これからどんな釣りが始まるんだろう、と胸をワクワクさせながら港を離れます。
ポイントは港から10分程度で直ぐに到着。
船に酔っている暇もなく、実釣開始です(^^)
2,3回流すと一発目がヒット!
いきなり「中鯛」ゲットです!
お客さんの満足気な笑顔がいいですねぇ〜
その後、さらに強い引きのヒットが!
竿がしなり、大物の予感。
で、出ました!
3kgほどの「大鯛」です。
いやぁ、こんなタイが釣れたら最高の気分ですよね。
一方、鯛ラバ初挑戦の私は、仲乗りの佐々木さんに手ほどきを受けながら鯛ラバに挑んでいましたが、なかなか釣れず…
と、そんな中、佐々木さんは私を横目に次々にいろんな魚種を釣り上げます。
私は、あまりに釣れないので掟破りの「シャクリ」を入れながらリールを巻いていると、当たりが!
あげてみると「ワカシ」・・・
あぁ、タイが釣りたい(:_;)
ところで、この日の天気は曇りのち晴れ、海況はベタ凪ぎ。
釣りを抜きにして、クルージングだと思うと、最高の気分!
船に乗って夏空を楽しみながら釣りを楽しめるという、チョー贅沢な時間の過ごし方です(^^)
と、そんなこんなでタイムアップ。
私は初心者の洗礼というか、掟破りのシャクリで手に入れた青物のみ。
正直、この日は、海が澄んでいて、天気もイイという、あまり鯛釣りにはよろしくない条件でした。
それでも釣れる人は釣っちゃうのがさすがですね~
条件が整えば、もちろん初心者でも爆釣モードに突入することもあります。
釣り上げた魚はいけすで泳がせ、船長の手が空いている時に「神経締め」にしてくれます。
船長の神経締め一発で魚が動かなくなっていました。まさに必殺仕事人!
神経締めにした魚は鮮度抜群の最高の状態で持って帰れます。
こんなサービスをしてくれる船長、なかなかいないですよね〜
ご希望とあれば、船長自ら神経締めのレクチャーだってしてくれます。
陸に上った後は、船宿でしばしの雑談。
今後の鯛ラバ、ライトジギングについて、船長の熱い思いを聞かせていただきました。
「誰でもいろんな魚が釣れる「鯛ラバ」を今後も追求して行き、さらにフラッシュジギングのような新しい釣法にも挑戦したい」とのこと。
外房、ルアー釣りのパイオニア、長栄丸さんの今後に注目です!